makito's voice
2012年05月19日
遺言とか

  • 週末から関西に行くのだが、そういえばその間に日が過ぎてしまうので墓掃除をしてきた。世の出来事を見ていると、もし突然自分がおっちんだときになにか書き残した方が良いのではと思うことがある。ドラムとシンバル→中野、原稿関係→村田さん、コンピューターと電子楽器と電子部品関係→としみつ、山道具→息子。以上すべてガラクタの行き先。これ、もしものときの書き残しw
  • まぁ東京ドームのステージを踏むまではおっちなないけどもw

  • 2012年05月17日
    再販御礼!

  • ヤマハミュージックメディアから出させていただいているドラムグルーヴの技が再販との連絡。このご時世に、そして数多くの素晴らしい作品が多い中でありがたく思うばかりです。関わるすべての方々に厚く御礼申し上げます。

  • 2012年05月14日
    <番外編>もうひとつの豊橋紀行 〜豊橋食道楽〜

    【訂正】この日記の後半に出てくるトリトロホルモンのお店の名前を間違えておりました。正しくは「みかわ家」です。訂正してお詫び申し上げます。そして是非皆様も行ってみてくださいませ!

  • ああ。もう2ヶ月経ってしまった。なんてこった。3月に豊橋で行われた小出シンバルのイベント、これは先の日記に書いたように有意義なものであったことはもちろんですが、今回はもうひとつの豊橋がありました。
  • あのセミナーが行われた両日は、ひょんなことから東京在住者数名が豊橋に集結するという計画的な偶然が起きておりました。今年の正月、編集S氏と某N君と3人で我が家で七輪を囲みながら、「3月に豊橋行くんだよね」「あ、行きます」「俺も行きます」「え?」という具合で話しが決まりました。酒の席の話ですから、現実に3月になれば、やれスケジュールがどうの、仕事がどうのとよくあることです。ところが3月になりホントに集合してしまった。東京にいても最近はあまり逢えなかったりするのにねぇ。
  • そして、セミナーイベントが主たる軸として進行していたその裏側で、その前後に共に食事をして過ごした豊橋の数店はとてもエキサイティングなものでした。簡単にいえば一緒に美味いもん食って楽しかったという、わざわざ大人が日記に書くのかというようなことでもありながら、いやしかしこれが実に私とN君の関係において重大な出来事であり、自分の中にあるひとつの考え方が、彼という人間を通して実体験として見えてきたことに強い感慨を覚えたのでございます。
  • では、本題の豊橋食い道楽。豊橋の宣伝という意味も含め、自分がひとりで入った店から、皆で行った店まで順に。

    <鈴木珈琲店>
     豊橋には、'午前中の早い便しか取れなかったためにかなり早く着いたものの、この日は雨。屋根のある商店街を歩きながら目に入った珈琲屋で目覚めの1杯。店内はよく見かけるスタイルの内装ながら、落ち着いていて独特の暖かい雰囲気。サントスを頼みましたが、珈琲の淹れ具合も温度も良く、カップも良いものでした。朝からこんな店でまったりというのはなかなかの贅沢ですね。

    鈴木珈琲店でサントス。良い雰囲気でした。

    <うなぎ・のぼりや>
     この後、少し早めの昼飯にとうなぎの「のぼりや」に行きました。豊橋に行ってみたい店はいくつかあれど、雨も降っていたので比較的駅に近いここに。暖簾は出てませんでしたが、雨降ってるからねと言って中に入れていただきました。お茶を飲みながら待つことしばし、甘辛く濃いタレのうなぎが、ちょい固めに炊かれたご飯の上に乗って出てきました。うなぎももちろんですが、このお米の炊き方が丼にすごく良かったです。ちょっと贅沢をしましたが、インフルエンザからの病み上がりだったので景気付けも含めていただきました。

    到着したときには暖簾が出ていなかったですが、雨ということもありすぐに入れていただきました。

    うな丼。やっぱ丼ですよ!

    <醍醐>
     うなぎを食べた後、豊橋駅に到着した編集S氏と合流して南栄へ。イベントが開始され翌日の準備をしながら時間はどんどん経って行きました。ほどなくN君も南栄に到着、歓談の後「連れていきたいところがあるんですよ」と行ったのが「醍醐」でした。肉がうまいんですよ!と興奮しています。行ってみると、昔から地方で見かけるレストラン的な感じです。この日は黒毛和牛じゅうじゅう定食(だったかな?)というようなものでした。切り落としの部分が鉄板にてんこ盛り!食べてみるとタレが濃くて、しかも肉は脂っぽすぎず、実に肉として旨い!すんごい量です。他のお客さんに運ばれていたエビフライやカレー(らしきもの)も超巨大で、いやはやこれが家の近くにあったら最高です。結局ほとんどぺろりと食べてしまいました。

    醍醐。この見た目だと、自分だけだったら入るかどうかはわからないなぁ。

    お客さんもたくさんいましたが、それほど待つこともなく...。

    どど~んときました!

    別角度から!かなりのボリューム!うまい

    <西洋茶店>
     口の中に肉とタレの余韻がガッツリ残った状態で向かったのが「西洋茶店」でした。店が綺麗です。なにやら店内にはガラス越しに庭園的なものが見えるというような、大袈裟なほどの内装です。N君は、フレンチトーストが美味いんですよ!と興奮しています。実は私はフレンチトーストが好きで、以前は良く作ってました。なので、まぁ驚くほどのこともあるまい、演技の準備でもしておくかと思いきや....!!!なんでしょうかこれは!バゲットの内側がもはやカスタードクリーム化しています。量もすごくイイカンジです。そして珈琲もうまい!S氏が注文したワッフルもクリームとの食感のバランス最高。また、アイスコーヒーは氷も珈琲になっていて、そこに熱い珈琲を入れて冷やして飲むスタイル。隣のテーブルで食べていたハニートーストも興味津々です。くうう。

    西洋茶店にやってきました。お洒落なお店でした。

    こここここのフレンチトーストが美味かった!

    珈琲も申し分なし。

    ワッフル&クリーム!

    <蔵や>
     その後、T店長やK社長、某巨匠と向かったのが、南栄シライミュージック近くにある「蔵や」。このお店はわりと何度か来ていますが、日本酒や魚関係が良いのですね。翌日のことも含めたミーティングをしながらの食事&飲み会のはずでしたが、この晩はT店長の話しが盛り上がりすぎ、何を食べたのかももう記憶が曖昧w 今回の画像ありませんが、よければ2008年の日記をどうぞ。

    <ROTI Kitchen>
     大変に盛り上がったものの何の打ち合わせにもならなかった我々でしたが、宿泊先に向かうため豊橋駅に戻り、明日のためにしっかり休む...はずだったのが、誰からともなくの一声でもう1軒行ったのが「ROTI Kitchen」。エビスの樽生が置いてあり、3種のエビスを混ぜたものをいただきました。うめー!これはビールの状態も注ぎ方も良かったです。なんという開放感。信頼出来るメンバーで、異国(?)の土地で、このようなうれしい展開。店内は綺麗だし雰囲気も良く、看板メニューのひとつでもある鶏肉は焼き具合もよく、しかしこの人達、この日は良く食いました。

    豊橋駅前のROTI Kitchen

    3種のエビスを混ぜたもの。くう〜!

    ピクルス。綺麗な盛り付け。

    グリルされたチキン。これは一番小さなサイズだったかな。良い感じに焼けています。

    <ポケットタイム>
     翌朝は、駅前の金谷ホテルベーカリーで珈琲をと思いましたが満席のためスタバで珈琲。そして郊外に向かって車を走らせます。今回思ったのが、某N君は、まるで地元埼玉を走るかのようになめらかに運転していました。よっぽど...などと考えているうちに到着したのが「ポケットタイム」でした。これまた、外観的にはなんというかまぁ普通というかなんというか、自分だったらあまり入らない店です。ランチメニューでパスタやらピザやらがセットになって700円台だったかと。カルボナーラ、マルゲリータ、クアトロチーズ(4種のチーズ)を注文。前菜的なものが来ましたが、これがほどよく温められていて食べてみてびっくり!ブロッコリーが!ポンデケージョみたいなものが!キッシュが!とにかく軽快に美味いのです。ポンデケージョはなにやら海老の味が下味になっていてよかった。そしてカルボナーラ。これは調理がうまいです。ねっとりとした良い頃合い。そしてピザ2種類。トマトソースがすっきりして味がしっかりあって酸味も最高!ドリンクバーの珈琲もス◯バより美味しいくらいです。思わずマスターに声をかけ、イタリアで食べるより美味しいと言ったら、いやいやそれはやはりナポリの師匠にはかないませんとおっしゃっていました。

    ポケットタイム。この名前とこの見た目。またまた通り過ぎそうではあります...。

    ランチの前菜。ひとつひとつに気が利いた味です!

    カルボナーラ。良い感じにネットリ!

    マルゲリータ!このトマトソースが美味い!

    クアトロチーズ。生地の焼け具合もいいです!もっと食いたい!

    <みかわ家>
     その後準備や打ち合わせなどを経て、セミナーではいろいろな人と話もでき、シライミュージックを後に豊橋の駅へ。帰りの新幹線までの時間まで乾杯でもしようと豊橋駅近くの串焼きムサシに向かいましたが満席。そして入ったのが「みかわ家」です。トリトロホルモンなるものが美味いらしいとのこと。最近よくありがちな居酒屋チェーン店的な印象です。メニューをみると値段も安い。嬉しいことではありますが、安くてそこそこの危険もあります。ビールもスーパードライだし...。ところがここでN君は店員と旧知の仲のようにしてテキパキと注文。素晴らしいリーダーシップですw そして運ばれてきたトリトロホルモンと塩トロホルモン、これがどちらも美味い!!!ホルモンと云うからには、石垣島やまもとで食べるホルモンくらいでないと満足はさせられへんで!と思っていたら、簡単に大満足です。いやぁどの店も美味しい。そして、なんというかそれぞれに個性があるというか。良さそうに見えてまぁまぁ、というよりは普通っぽいけど味はキテるって感じの店ばかり。

    みかわ家。こっちがトリトロだったかな...w!?

    油の塊のようでいて、ちっとも油っぽく無く超ウメェ!

    これは...首のところだったかなぁ...あぁもう一度食べて覚えなおさないと...w

    予想に反したしっかりした歯ごたえ!

    なにやらポスターと服装が同化している白井とっち。

  • <おもてなしという感覚>

     この後、新幹線に飛び乗って東京へ戻りました。豊橋食い道楽も終わりです。こんな展開はあまり予想していませんでした。誤解のないよう(笑)繰り返し書きますが、当然セミナーイベントのことがメインとしてあったわけですが、なんだか今回はN君こと中野に「してやられたな」という感じでした。

     彼と会うとよく話すことのひとつですが、飯や呑みに一緒に行くようになったきっかけ的な店として両国のほそかわという蕎麦屋があります。ここは蕎麦好きには知られた店であり、店主のこだわりも感じられる見せですが、そこでの最初の一口はとても良い思い出となっています。

     店に連れて行く、連れて行かれる、というのはなかなか難しいものです。いくら自分が旨いと思った店でも、相手の好みや相性もあれば、タイミングやその時の流れ、その店の波みたいなものもある。絶対にうまいから!と連れて行ったが喜んでもらえなかった、凄いんですよと連れられて行ってみたがどうにも....ということはよくあります。もちろん、一緒に過ごすというのはそれだけではないですから、その人の気遣いやそうしたものを共有しようとすることそのものがまず一番にありがたいことであるわけだし、どこか道端で飲んだ缶コーヒーがうまかったとか、カバンの中に入っていたお菓子を分けあって食べたとか、そういうことが感動する程の思い出になることもあります。ただ、やはり連れて行く、連れて行かれるという時には、当然のことながら自分も相手も満足することを願うわけです。連れて行くときには相手のことも考えつつも自己満足もどこかにあるものでしょうし、ある意味そういう矛盾的な側面をものともせずに出てくるものに魅力を感じます。

     自分が最高だと思うものを相手にぶつけるのは「この人ならわかってくれるだろう」という時ばかりではなく「あぁ、これで満足するだろうか」という時も多くあります。で、ガッカリされるのは楽しいことではないし、自分が連れて行かれてガッカリしてないように見せる演技も楽しいものではないでしょう。しかしそれを面倒に感じてしまうと、なんとなく相手に任せるとか、紹介するほどでもないだろうと思ってしまったりとか。どちらの側にしても、良い物は良いとすればよいし、良くないものを良いという必要もないわけです。ただ、飯とか酒となると味だけでなく、歴史や風土に関係すること、経営方法や食材の調達などに絡む店や企業の裏側事情、各々の個人的な体験などによる生理的な得手不得手というものもあり、たとえば私ならば「あの酒はいらんものを混ぜているから飲みたくない」「あんな値段で提供しているからには食材の素性が知れない」「店や企業の体質や過去の事件などを知っていて楽しめない」なんてことを考えてしまったり。ま、そういうものをどう表現するかはケースバイケースでしょうけれども。いくら主義主張があっても、時と場合によってはただのひとりよがりとか、無粋になってしまうことでしょうし。

     N君が豊橋の店を知った背景には、友人の協力があったようです。その友人は「美味い店よりもダメな店をたくさん知っている」と言っていたそうです。そうなのです。グルメとか味にうるさいとかいろいろ言い方がありますが、良い店を知るというのは行動が必要です。ネットでググって点数の高いところを調べるのも良いでしょう。しかし、どういう流れでそこに行くか、何を注文するか、そういうことは結局自分で行って試してみなければわからないのです。家の近所で良く行っていた焼肉屋がありますが、その店などはコレを最初に食べて、コレで口直しして、最後にコレで締める、なんていう王道パターンがやっぱりあって。寿司屋に入って最初に大トロとか言う人、焼肉屋で最初からカルビとか言われると、いくら良い店でもちょっとなぁと思います。「こういう風に楽しむのがオススメですよ」というのは、情報ではないのだと思うのです。おもてなしというか、なにか相手を包むものというか。

     こういうことって、ドラムとか音楽ともある部分では同じだと思うんです。成功するにはどうしたらいいですか、という人はごまんといますが、自分で失敗を積み重ねるという考えのもとに実践を繰り返し、自分が自分の言葉で語れるようになろうという人はどれくらいいるでしょうか。また、連れていく連れて行かれるという感覚は、アンサンブルでもありリードする感覚でもあり、予定調和よりもインプロヴァイズでもあり、下調べと確固とした自信をバックボーンに持ちながらも柔和な臨機応変さを持つというか。失敗のリスクを背中に感じながらも、一方的に本音を広げて相手の賛否を問うようなところがあるっつうか。ま、ちょっと大袈裟か(笑)

     ま、ナーバスに考えてみればそんな面もあるということでありながら、そしてこのうるさ型のひねくれたオヤジを店に連れ回し「行きましょう!」「どうすか!」「あぁよかったぁ!」という彼から出てくる言葉はかけがえの無いものであるし、そこで実際に「おっ!マジでうめぇ!こんちくしょう!」みたいに思える自分であったことに、縁というか人と人の間で起きることへの感謝が湧いてきます。彼は、人を巻き込むことができる。そして年の上下関係なく巻かれて楽しいと感じさせる実力がある。そんな魅力に触れる時、自分もさらにそうでありたいと思う。でもその道は、無難ではなくてやはり失敗が渦巻いている。

     ロジックで考えれば緻密になりすぎる。でも感覚だけでは弱い。直感に任せられるときは最高だけれど、なにもアイデアが出ない時もある。仕事ならばディレクションやコンセンサスがルール的前提となり個人が自律的に融合するところに向かいやすい。しかし遊びや飲み食いは、用意周到さと場に任せる呑気さが相反しながら、各々の嗜好や欲求は剥き出しだったりする。ある意味無駄にシビアでもあり、まとまらなくても構わないのだが、まとまれば得難い活力が湧いてくる。これが面白い。なんのことはない、彼が演奏でやっていることだ。そして今や大変な人気を得ている。彼は、今ではもう人生をかけてリスクを背負いながら音楽で、自分のドラムで聴衆に自分のおもてなしを問うているということだろう。自分は全然そういうことができていないが、そういえば、原稿では少しだけそれをできているのかもしれない。そう思うと、彼が自分の原稿を読んでくれていたことがふと嬉しくなる。そして改めて人生の縁に感謝を感じる。それは彼に限らず、今回の豊橋イベントに呼んでくれた白井としみつ、小出社長、セミナー参加者、常日頃から記事や日記やツイートを読んでくれる方々などすべてにおいてそういうことなのだけれども。

     もうひとつの豊橋紀行はこれで終わり。だいぶ褒めちぎった文章になったように思うが、まぁこんなふうに書くと、奴はきっとまた美味しい店を教えてくれるだろうと思っている。下心は丸見えにしておくのが一番のリスク回避つうことで(笑)


  • 2012年03月20日
    豊橋シライミュージック シンバル製作セミナー&小出シンバルセミナー

  • 行ってきました豊橋!シライミュージック主催「シンバル製作セミナー&小出シンバルセミナー」は熱気ムンムンやる気マンマンの人達が集まっておりました。いやこれはホントに凄いことですよ!ざっと紹介しつつ、セミナー中に話し足りなかったことなども勝手に書きなぐりさせていただきます。
  • 経緯

     2010年3月16日「小出シンバルカスタムオーダーイベント at 豊橋シライミュージック」から2年。浅草コマキ楽器やドラムマガジンフェスティバルでハンマリングを体験するというイベントが開かれたり、シライミュージックの白井としみつ君がシンバル個体を視聴できるシンバル動画を大量にアップしツイッターでも宣伝を繰り返す中、小出シンバルに対する認知度や「自分でハンマリングする」なんて今まで聴いたこともなかったことに関心を寄せるドラマー達が増えたように思います。

     そして満を持して行われたのが、おそらく世界初!?「シンバルを自分でハンドハンマリングして自作する」というシンバル製作セミナーでした。18インチのクラッシュライドという前提で、カップのサイズや厚さなどプリオーダーした原盤を、セミナー当日に1人2時間見当の中でトンカントンカンとハンマリングして形にしていくというものです。このセミナーは多少の予告がツイッターなどであったものの、予約開始してすぐに定員になるという反響ぶり。これ、当然のことながら材料費も含んでいますから費用もそれなりにかかるし、自分でハンマリングするのは容易いことではないわけで、そういうことにこれだけの関心が集まるのは凄いなと思うわけです。実際、小出社長は「なんであんなことしたがるのか今でもよくわからん」くらいのことをおっしゃっていました(笑)いやもうみんなやる気まんまんです。

     そしてその製作セミナーの翌日に、カップリングとして2年前のようなセミナーイベントが行われ、私はそこで話したり音を出したりさせていただきました。この2daysのために、編集&ライターの村田誠二氏や中野正敏君も(飛び入り?)参戦していただき、なにやら大変に熱い二日間となりました。

  • 1日目:シンバル製作セミナー

     ハンマリングは、3人1組で午後1時から行われました。シライミュージックのレンタルスタジオの中にハンマーや鉄床、材料、軍手や耳栓なども用意され、基本的な指導の後、とにかく叩いていきます。これ、やってみた人は痛感するんですが、単純な行為でありながらどこに納得を感じていいのかわかりにくいのですね。グワンとたわんだ原盤を、ガシンガシンと叩いても、10発や20発では手応えもなにもあったものではありません。実際、参加者の方々も最初はなにか困ったような感じで手探りでやっている様子もあり、こちらで見ていても「どうなるかな...」と思わずにはいられないところがありました。


    豊橋到着。駅には豊の字をもじったトヨッキーがお出迎え。


    豊橋駅から渥美線に乗って南栄へ。写真に映っているのは編集&ライターの村田さん。


    駅から歩いてすぐシライミュージック到着。なんだかんだよく来るようになったなぁ。


    相変わらず濃い店内!


    まず1組目のハンマリングメンバー。諸々説明を受けています。


    ハンマリング開始!


    最初はこんな形です。全然やわらかいものではなく、トンカントンカンと始まります。


    小出社長の指導が入ります。

  • ところが30分〜1時間と経つと、どんどん形が変わっていきます。そして、参加者の方々もハンマーを持つ手に疲れを感じながらも顔が嬉しそうです。そして2時間のうちにはどのシンバルも良い形になり、その後の仕上げ処理について相談して終了。私は見学させてもらいながら写真を撮ったりしていましたが、この1組目の3人とは、翌日のセミナー会場にセッティングしたドラムセットと一緒に叩かせてもらったりしました。この時点では時間が経たないと鳴らないものではありますが、どのシンバルも個性的な顔立ちで、そして3人の方々は満面の笑みでした。もうすでにこのシンバルがかわいいです!と言っていた方も(笑)2時間という中である程度形になると計算されていたにしても、こんなにも形になるとは...。

    なんとあのグニャっとした状態から、こんなにも形になってきました!


    小出社長も厳しい目でチェック。


    チェックしたポイントを修正すべく、少し裏から叩いている様子。


    こんなふうにエッジを調整することも。

  • そしてその後も2組目、3組目と合計9人の方がハンマリングされていき、終わったのは20時。どの方も良い形になっていました。参加者の中には女性の方もいらっしゃいましたが、やはり綺麗な形に仕上げておられました。力のある男性だからということではなく、何発も叩くことであの形になっていくのだなと考えると、これもまたドラムの奏法とも似ているなと感じます。参加者の皆さんもお疲れだったと思いますが、7時間近くずっと見守って指導された小出社長も凄いです。もっとも、一からシンバル製作を始められた中で、こういうことをコツコツおこなってこられたのでしょうから、そのバイタリティは並大抵ではないなとも思います。これらのシンバルは、この後レイジングなど後加工が小出シンバルの工場で行われ、参加者のところに届くとのことです。仕上がりがとても楽しみですね。

    どうですかこのシェイプ!素晴らしい!


    これも他の方の仕上がりです!皆綺麗な形になっていきました。


    豆が出来ました...との報告もw


    左から近並さん、マキタさん、鈴木さん。3人とも満面の笑み!最高です!お疲れさまでした!


    さて、その裏側では翌日のセミナーに向けて設営をば...


    シンバルの音を客席でよく聞いてもらうには、ということでドラムセットはこんな配置。右側の壁もあいまってシンバルの低域も客席によく伝わっていました。


    村田さんに撮ってもらいました。


    ちょっと休憩タイム。30過ぎのオトナが揃って携帯...w


    3組目の方が終わり、村田さんがインタビュー。

  • 2日目 小出の日シンバル・セミナー

     2日目、この日の朝の新聞になんと昨日のハンマリング製作の記事が掲載されていました。いやぁ凄いです。そしてこの日はセミナー形式で、小出社長にシンバルのあれこれを話していただく形です。そこに私も参戦させていただきました。2年前の時から、更に新しいプロジェクトも進み、プロトタイプなシンバル達が揃っておりました。前日の製作セミナーの裏側で会場の設営をしながら、「どうやってセッティングしたらシンバルの音が届くだろう」と、お客さんにお尻を向ける形になりながらも、今回のプロトタイプの中でもサウンド的にもトピック的にも意義のあるモデルをセッティング。正直、シンバル叩いているだけでいくらでも楽しめる感じでした。これが、セミナー後は飛ぶように売れてしまいましたが...。

     セミナーは前半がUstreamで配信される形式の中で進められました。私が言いたかったのは以下のような感じでした。

    ・2年前から今日までに起きたこと
    ・こういうイベントを興しているシライミュージックの牽引力
    ・前日の製作セミナーの報告
    ・小出シンバルが実現してきていること
    ・国産のメーカーということの意味
    ・今までの小出シンバルとこれからの小出シンバル

     私は、特定のメーカーのエンドース契約などしていません。自分の使いたいシンバルはなんでも使ってきました。そんな立場から言えることを言いたかったというのはあるのですが、なんだか言わなきゃならんことがたくさんありすぎてカオスではありました。後でシライミュージックのイベントなのに浅草コマキ楽器の部分が長いとか怒られたり...テヘペロ。

     そして私がしゃべりすぎたところで、小出社長にバトンタッチして解説が始まりました。まず、小出シンバル誕生というところから、シンバル製作の苦労話や実際にやってこられたことをかいつまんで話して頂きました。そして、個人的に今回の核心と思われる「国産B20」について。まぁこのあたりは詳細はシライミュージックのアーカイブ参照とするべきでしょうけれども、今現在小出シンバルが出荷しているものとしては、Sentitiveと呼ばれる「合わせシンバル」に使用されているとのことで、この材料を使ったドラムセット用のプロトタイプの話になったところで、会場の皆さんに音を聞いてもらいました。ちなみに、あんなに素晴らしいプロトタイプ達を、私は音に集中しすぎて、ちっとも写真とっていませんでしたorz。


    前日の様子が早速新聞に!すごい!


    セミナー前の会場にて


    お客さんもかなり集まって参りました!


    Ustreamしながらツイッターのタイムラインやプロジェクタには資料画像や動画など表示されました。


    これはセミナー終了後、いつまでも熱い参加者の皆様。


     ハッキリ言ってシンバルの音を聴いてもらうだけでみんなうっとりしたと思います。そういうステキなシンバル達のサウンドが、お客さんにお尻を向けた状態=プレイヤーサイドの音が客席に向かって響いて、シライ君にセッティングしてもらったマイクで補ってもらいながら、会場に行き渡っていたと思います。前日の仕込みの時に、この音を聞いて「あぁもう話をする必要もないくらいだな」と思いました。だって気持ちいい音なんだもの。実際演奏と呼べるものもしておらず、とにかく会場に音が響いてみんなが聞いてる気配が充満して、それ以外になにもいりますまい。この時ドラムセットの周りにセッティングしていたシンバル達は、小出シンバル登場後、多くの人達が楽器店で聞いてきたイメージとは別のものばかりだと思います。こうした面があること、ひとつひとつ大きな段階が進んでいることにワクワクします。

     一応断りをしておくと、私は小出シンバルが国産メーカーだから凄いとか、海外メーカーがどうだとか、小出シンバルだけがなにか特殊だとかいうつもりはありません。あくまで楽器は楽器です。しかし、評価されるべきものが評価されないのはとても残念だし、マニアック、みたいな免罪符のような言葉で揶揄されがちな情報も、実は良い音を出すために研究された製法の裏側であれば、それは使う側も知るべきだと思うのです。この10年で小出シンバルが行なってきたことは、私は奇跡的なことだと思っています。そしてまだまだまだまだこれからも前に進んでいくことを確信させられるのです。そして現に、そういう情報を共有し体験したいという熱意のある人達がどこからか匂いを嗅ぎつけて集まってきたのがこのイベントだと思います。

     このあたり、私の話の組み立てもうまくなかったところでもありますが「合金を国内調達」することが実現しB20の比率を様々に変えて試していること、そして実際目の前に22%や23%のプロタイプが並んでいること、そしてこれらはチタンが混ぜてあるとのこと。こういうことが公開されながらも皆で体験し、今リアルタイムでその過程を共有できることは、本当にすごいことだと思うのです。なにより小出社長は特定の決めつけをせず、音楽的なサウンドの面と、科学的な検証という側面を両立させながら、「シンバル作りに秘密はない」と言う姿勢、わからない部分はわからない、とハッキリ言えるところがやはり凄いなと思うのです。

  • 後半

     そうこうしているうちに、前半終了でUstreamもここで終わり。休憩を挟んでその後の開放感の中、セミナー参加者からの質疑応答。これは良い質問が多かったと思います。ウェイトの目安、個体差について、小出シンバルの今後など、言わずにおれないことだらけとはいえ、ちょっとしゃしゃり出すぎました。とはいえ、参加者のみなさんがとても熱心で、目もギラギラ!あと5時間くらいやりたいくらいでした。

     最後には私の最新教則本から赤本まで紹介させていただき、今回取材にあたっていただいた村田誠二さん、飛び入りで会場入りしてくれたピエール中野君も紹介することができました。そしてセミナーが終了して試打会。みんな思い思いにシンバルを叩きながら、気がつけばどんどんスタンドから無くなっていきます...あれ?と思ったらこのプロトタイプ売っちゃいますってことで、あちゃーそれなら俺も...と思ったのは後の祭り...いやいや参加者優先に決まってますw そしてたくさんの人が教則本まで買ってくれてサインさせていただいたり、ツイッター上でやりとりしている方々と顔とアイコンがつながっていったりと時間があっという間に過ぎて行きました。

     とにもかくにも2年越しにこんなイベントを企画実施したシライとしみつ君の牽引力と、彼を中心とした豊橋コミュニティの熱さには最大の敬意と感謝をもって脱帽しつつ、確実に進歩を続けられている小出社長の活動には心から今後のご活躍をお祈りする次第です。自分はインフルエンザの病み上がりで当日昼まで咳が止まらずヒヤヒヤしましたが、セミナー中は何度も喉がムズムズしたものの、思ったよりはマシだったことに一番ホッとしているという程度のポンコツでした。はいすいません。


  • 私的考察

     このイベントはとても熱気のあるものでした。いやこれは実際に掛け値なしで参加者の方々自身が感じたと思います。熱意がハンパなかったのです。東京から来ていたの人も多かったですが、なんと青森から来ていた方も。シンバルの魅力、楽器の魅力、ドラムの魅力なのでしょう。そしてツイッターなどで日を重ねながら密に情報が伝わる中での期待感や信頼感というものもあると思います。すべての人に温度差が無いとは言いませんが、ある程度の前提を共有していたと思うし、朴訥とした気持ちで集まってきた方々が、ともすれば帰りにシンバルを手にしながら帰っていく姿を見るに、素晴らしい機会だったと思います。

     と、こういうことを前提とした上で、自分としていろいろ思うこともありました。ただ、ちょっと個人的な内容なので、あくまで個人の文責において、今回のイベントそのものとは別ということで書かせていただくことをお許しいただきたいと思います。楽器というものについてというか、セミナー中にも次のような話が出ました。それは、自分がハンマリングしたものが、なぜかしっくり来るというものです。これはセミナー準備中に私がマキトシンバルをセッティングして同じ時にシライ君が作ったシンバルを並べて叩いた時に、お互いに自分の関わったものはなにかしっくり来るところがあるという話になりました。ハンマリングしたとは言っても、私の場合はマシンハンマリングだったし、自分でやったんだから、というだけで具体的な材料はそれほど無い。しかしかつて無いほどに納得がある。これは何か。心なのか。残留思念というキーワードももらったが、オカルトと言われればそれまでかもしれない。でも、そうとしか思えないくらいの何かを感じているのも事実。

     そしてもうひとつ、メーカーというものについて。セミナー中に、小出社長がプロトタイプのクラッシュをさして、これは〇〇社の〇〇に似てるから企業倫理としては出しにくい、という話をしていました。メーカというのは、安定した品質である程度の量を確保するハードルがあったり、偶然の産物を追い求めるようなことはできないという面もあるし、他のメーカーが存在すれば似たようなものは出してもしょうがないというような面もあるかと思います。

     しかし使う側からすれば、それが邪魔な場合もあります。真白なシャツになんのロゴも入っていない良さというのはあります。もちろんそもそもシャツとしての機能性がデザインであり、生地やシルエットなどで語る部分はあるとは思いますが、名も無いものの良さというのはあると思うのです。現代は、名も無きもの、言い換えると主張のないものが存在しにくいというか、価値として認められにくいというか。力を付ける、知名度が上がる、収入が上がり、ブランド化していく...。「普通」という言葉はよく使われるのに、本当に普通なものというものがどれだけ存在しているのか。メーカーの色付けとともに、流通で付けられる付帯情報。自分もここに多少加担しているわけだけれど、即効性はあるけれど、長い目で見ると自分たちで自分の首絞めてないかなとも思う。個別の方法論についてみないとなんとも言えないけれど。

     消費者側の心理として、ブランド名が入っているものを選びたくなる面もあるでしょうし、ともすれば「何も入っていない」ということすらブランド化してるわけで。昨日のセミナー後「初めて聞く音だけれど、前からよく知っていたような音」とツイートしていた参加者の方がいました。これは私も同感で、言ってみればおろしたての上質な白い紙を机の上に置いた時のようなワクワク感なのです。清々しさと言ってもいいかもしれません。無論これがメーカーという存在とはバッティングしない方法はたくさんあると思いますが、現実的にはワクワクする白い紙はあまり手に入りません。セミナー中に言った無垢という言葉は、これも正しいのかもう一度調べないといけないなぁ。自然な響きってことなのですけれど。自然な反応をして特殊な色が付いていない、そんな無垢なシンバルを欲するには、今の業界が多様化しすぎているのか、それとも企業が企業としての存在のために避けなければならないことが多いのか。自分が駄々をこねているようでもあり、なんだか本来のスジはどこにあるんだろうという気持ちもあります。たとえば、昼飯に炊きたてのご飯に納豆かけたものをサクっと食べたいと思っても、それだけで食べられるところなんて無い。そんな感じでしょうか。違うかwww

     なぜ自分で叩いたものがしっくりくるのか。白い紙は商品として存在し得るのか。それを欲することは即ち何なのか。実はセミナーが始まってマイクを持った時からそれが頭に浮かんできました。喋りながら疑念を持つのは危険ですが、湧いてきてしまったものを抱えながら、その答えのベクトルが、参加者のお客さんを見るとあっちに振れ、小出社長を見るとあっちに振れ、シライ君を見ればとっち、いやこっちに振れ、村田さんを見れば、中野を見れば...と自動的にシミュレーションが始まる始末。おいおいこのポンコツオヤジは、またこんな時にいらんことを...。

     また、セミナー終了後中野から「聞いていると欲を刺激されるんですよね、なんなんでしょうか」と言われ、まぁ確かにそこをくすぐるのもこういうイベントの主旨のひとつではあるかと。あとは集まった人達の熱意がムンムンだったのも間違いない。欲には堕落していく欲もあれば、成長する欲もある。自分はどっちを振りまいているのか。セミナーなんだから成長する欲なんだろうなオイ的な。ま、なんにしろバランスだとは思うけど。まったくもってシンバルってのは科学なのか生き物なのかオカルトなのか。もしくはシンバルはただの物だけれども、実は楽器は強力な触媒であって、人間が科学脳になったり生物脳になったりオカルト脳になったり物欲脳になったりするのか...。

     ハワイからUstで見ていただいていたヤリエモンさんという方が、エクトプラズムになって飛んでいきたいとツイートされていたけれども、そういうことがもしあるとすれば、自分はどこに飛んで行くだろうか。良い水の匂いを嗅ぎつけるかのように、良いシンバルを嗅ぎつけて飛んで行くのか。それとも良い音がする場所に行くのか。なんにしろ、なんだかすごくホッとして脱力したのは、あぁこんなにシンバル好きな人いるんだ、ハンマリングを終えて興奮していた参加者の人達、自分がシンバル鳴らした瞬間に頬がほころんだ人達、全然ここにいるんじゃん、と。

     そろそろ自分のシンバルの旅は終わりかもしれない。脱力はそんなことも示唆していました。ちょっと寂しいしけれど、それを感じることができたのが、小出の日で良かったなと思う。次はどこへ向かおうかな〜。とはいえ国産チタン入りB20はセットで揃えたいものです、これ必須!ともすれば、旅が終わるというのは、場所を決めて畑を耕すことが課せられているのかもしれません。ふふふ。

     あーそれにしてもあのプロトタイプをお持ち帰りした人達うらやましい〜!小出社長には、日本が誇るドラムセットシンバルを更に世に送り出していただきましょう!そしてみんなで世界中の音楽好き、楽器好き、ミュージシャン、クラフトマン、楽器店、メーカーが何をしているか共有し応援しあおう!話はそれからだ!

  • そして、今回もうひとつの豊橋紀行がありましたが、それはまた後日...

  • 2012年03月14日
    新刊「もう一度基礎から始めたい人のドラム・レッスン ~頑張りすぎずにできるシンプル・トレーニング~」出ました!

  • 昨年から制作に関わらせていただいた新刊「もう一度基礎から始めたい人のドラム・レッスン ~頑張りすぎずにできるシンプル・トレーニング~/山村牧人著/リットー・ミュージック刊」が発売されました!振り返ってみれば、今まで多くの学生やレッスン生との関わりの中で蓄積されたものを如何に本の中に入れることができるのか、これがハードルだったのだなと思います。ムックなので売り切りと思われますが、少しでもドラマーのやる気を刺激できたらと願う次第です。それにしても今回も長いタイトルです!詳細はこちら

    「もう一度基礎から始めたい人のドラム・レッスン ~頑張りすぎずにできるシンプル・トレーニング~」

  • インフルエンザ発症から11日ほど経ちましたでしょうか...ようやく食べ物が美味しく感じられ、ガッツリまでは行きませぬが食べられるようになって来ました。それにしても今回のインフルエンザは本当にキツイ。皆様もお気をつけください。

  • 2012年03月06日
    インフルエンザB型

  • ツイッターに日々ボヤキをするようになって更新がめっきり減ってしまったこの日記ではありますが、2月はイ1度も書かぬままに過ぎて行ってしまいました。学校関係の期末もあり、出版制作は2月末にようやく終盤を迎え、3月の声を聞くと同時に校了となりました。これについてはのちほどまた書こうと思いますが、まずは編集Hさんを始めデザイナー、オペレーター、イラストレーター、カメラマン、そして協力いただいた方々に全力で感謝したいと思います。ありがとうございました!
  • 以下、書きながら文章ちんぷんかんぷんです。あーすみません。
  • そして、さぁて久々に山に行くか!そうそう、3/11にはハイカーに有名三鷹Hike's Depot主催のHiker's Party2012 Spring =MYOGの世界=にちょこっとシェルターを出させていただくので(私は仕事があって行けないという残念さ泣)、新しいシェルターも実地で使わないと...なんて思っておりました。ところが、先週末に向かってやや体調重めに。一応風邪薬をと思って飲んだらよく聞いたので、早めに飲んでおいてよかったなと思っていたのですが、土曜日にレッスンが終わって家に帰ってからややシリアスに...。
  • 日曜日は息子が食べたいというので餃子を作ったのですが、北千住まで粉を買いに行きましたがこれだけで随分と疲弊。餃子を作るのも怠かったけど、皮肉なものでこの日の皮の具合は最高で(笑)ここで餃子食っておけば体調復活間違いなし!と脳天気状態で、薬もいらんだろうと少し早めに寝ることに。ところがやってきました一気に。寒気が強くなる。寝苦しい。眠れない。咳が出る。眠れない。苦しい。あぁこりゃ熱があるのか。計ってみるが37.2くらい。それほどでもない。しかし辛い。なんじゃこりゃ...。あれ、38.6か...インフルではないだろうな...30分毎に起き上がって水分を取り、トイレに行くのを朝まで繰り返していたような。
  • 次の日は寒い雨の日でした。歩いて医者に行き、待合室で待機。通常、医者に来ると意外に気が張ってなんだかこんな程度で来てよかったのかななんて思うんですが、いやーもう人目もはばからずハーハーゼーゼー。診断結果はインフルエンザB型。薬局で出された薬がタミフルで「あっ」と思ったものの、家に帰ってうどん作って薬を飲みました。いやしかしこの日はホントに寒かった。そしてすぐに布団に入ってみるものの頭痛激化。いやはや寝てても起きてもなにしてもダメ。いつだったかタミフル飲んだときに嫌な思い出があったことが後から湧いてきて、いやまぁどうにもなりません。晩飯も食欲無し。とにかく水とDAKARAをひたすら飲む。そしてその晩もまた長い夜。頭痛はやまず。熱は下がってきたものの動くとフラつく。なんといってもこのしんどさが近年まれに見るほど。で、こんなこと日記に書いてもアホな辛いジマンなわけですが、いやはやなにが悔しいかというと、専門学校の卒業式には出られない、おそらく別の卒業メンバーの飲み会も出られない...。あぁみんなを送り出してやりたかった。授業で話せなかったことたくさんあるんだよな。もっと話したいことあったんだよな。みんなすまん!

  • 2012年01月29日
    んー

  • 出版社の企画で新たに教則本を制作している。もう話が出始めてから10ヶ月くらいは経っている。企画が本格的にGOになったのはもっと後だから、これくらいの時間が経つことは不思議ではないし、今までもそれなりにかかっている。しかし量も多い。録音もしなくてはならない。毎日毎日ずっと考えてる。作業も続く。そろそろこれ、食っていけない状態になってきているなぁ。見直さなくてはならない。本を出すと金が入るだなんて、いつのどの分野のことなのだ?w 転機ってやつかなぁ。ま、昨年の震災関係を考えれば感謝こそすれって状況ではあるのだが。
  • まぁしかし、自分の腹時計が何かを言っているなぁ。こいつは今まで意外と当たるんだよな...。